解説/真相
ヒメを殺害した犯人
ヒメを殺害した犯人は「カイチョウ」である。
午前01:00にヒメの部屋にて犯行を行った。
犯人の特定方法
凶器は「アイテム: 血がべっとりつき先が曲がっている、誰かの私物の万年筆」が用いられた。
そして「アイテム: 落下した衝撃で壊れたアナログ置き時計、午前01:00を指して止まっている」より犯行が午前01:00にあったことがわかる。
またクロセが午前01:00にカイチョウの部屋に侵入していることから、その時間にカイチョウが自室に居なかったことがわかる。
そしてシメジとウシロカワダの両名はその時刻喫煙所にてタバコを吸っていた。
これらのことから、午前01:00にアリバイがないカイチョウが犯人だと断定できる。
動機について
カイチョウが殺害した動機は「ヒメが自分の理想のアイドルではないと気づいたから」である。
ヒメの体調を案じたカイチョウは午前0:50にヒメの部屋に行った。
そこで机の上にあるタバコを発見する。
カイチョウは自己紹介文からわかる通り、自分の理想とするアイドル像以外はアイドルと認めていないため、タバコを吸っているヒメは偽物のアイドルだと認識した。
カイチョウは激昂し、衝動的にヒメを殺害した。
殺害の際に衝撃により、机の上に置いてあったアナログ置き時計が落ちてしまい、その時刻の午前01:00に針を止めた。
各キャラクターについて
サークルに潜むスパイ
ヒメはサークルに潜むスパイである。
スパイの特定方法
以下のことからヒメがスパイだと推測できる。
- 「知識: 「六角館の殺人」の開発途中からサークルに参加し、当初はシメジの作品のファンと公言していたようだ」より、ヒメはサークル参加当初シメジの作品のファンであり、「六角館の殺人」が目当てだったこと
- 「アイテム: ヒメの私物のリップクリーム」が喫煙所に落ちていたことや「アイテム: 握り潰された誰かの私物のタバコ」がヒメの私物だということから、タバコを吸っており、メンバーが思っているようなアイドルではなく秘密があること
- 合宿中に「六角館の殺人」シナリオをカイチョウから受け取っていること
ヒメのストーカー
ヒメのストーカーはシメジである。
ストーカーの特定方法
以下のことからシメジがストーカーだと推測できる。
- ゲーム中にヒメの私物を集めていたこと
- 睡眠薬を所持しており、ヒメの夕食に仕込んでいたこと
- 夜中にヒメの部屋に侵入し、ヒメの血が付いた万年筆を盗んでいたこと
その他のキャラクターについて
Q&A
サブタイトルの六角館の殺人はどういう意味だったの?
作者が綾辻行人先生の「十角館の殺人」が好きなので、それから拝借しました。
特段意味はないです。
サークルメンバーの秘密はなんだったの?
ヒメの秘密はスパイであること。
カイチョウの秘密は犯人であること。
クロセの秘密はカイチョウが好きなこと。
シメジの秘密はストーカーであること。
でした。
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