「ヒメと申します。法学部政治経済学科所属で、「六角館の殺人」ではイラストを担当しています。サークルの皆さんとの関係ですか?……ふふふ、皆さんには本当によくしていただいています。ただ少し最近…いえ、なんでもありません。」
「わいはこのサークルの代表のカイチョウ。商学部貿易学科所属や。今まで色々なゲームの企画をしてきたんやけど、今回の「六角館の殺人」は渾身の出来や!ヒメとの関係?ヒメはウチのサークルのアイドルやで!生粋のアイドルファンのわいが言うんだから間違いねぇ!みんなに優しくて品行方正、ほんま完璧な女性や!」
「わ、わたしはプログラマーのクロセ…です。り、理学部数学科所属…です。ぷ、プログラムはいいですよ、人間と違って書いていないことは実行されないので。ひ、ヒメさんですか?……す、すみません、わたし女性が苦手なので……。」
「ぼくは…ってみんなもう既に知ってるよね。シナリオライターのシメジ。国際文学部史学科所属だよ。そう、ぼくが江戸川乱歩賞を受賞したあの「六本木3丁目殺人事件」の作者。まぁ、完成したストーリーは興味無くなって忘れるんだけどね、ふふふwヒメとの関係?……ここだけの話、本当の彼女を理解してるのはぼくだけだと思ってるんだ。」