エンディング
以下のいずれかのエンディングを描写してください。
エンディング1
シメジの目標「ヒメのストーカーだとバレないように、ゲーム終了時にヒメの血がついたアイテムとヒメの私物アイテムを2つ手にしている」が達成した場合
エンディング - 女神様の復活
「ハハハハッハハハハッハハハハハッ!!!!!!」
突然シメジが狂ったように笑い出した。
「あぁ女神様、これで儀式が完成するよ」
「待っていてね、ぼくの女神様」
意味不明なことを口走ったシメジは、隠し持っていたナイフでカイチョウに襲い掛かった。
突然のことで動揺する3人。
「カイチョウ!危ない!!うっ……!!」
カイチョウを守るため、前に出るクロセ。
彼の胸にはシメジのナイフが突き立てられていた。
「ふふふふ、そんな人間のこと庇うからこんなことになるんだよ」
「あぁ大丈夫だよ、2人も一緒に殺してあげるから」
シメジはそう言うと、クロセの胸からナイフを抜き、またしてもカイチョウに襲いかかる。
何とか抵抗するカイチョウと、暴走するシメジを止めようとするウシロカワダだったが、2人に突然異常な睡魔が襲ってくる。
「やっと効いてきたようだね」
「朝食に睡眠薬を入れさせてもらったんだ、ふふふ」
カイチョウとウシロカワダは薄れゆく意識の中で、シメジの顔を見た。
その顔は妄想の女神様に取り憑かれた、悪魔そのものだった。
シメジは最後につぶやいた。
「ありがとう、ぼくの女神様の生贄になってくれて」
その後、その孤島は惨殺な殺人事件が行われたとして、立ち入り禁止となった。
孤島には追悼の意を込めて、殺人事件の最中に作成されていたゲームの名前を元に、六角形の館が建てられたそうだ。
エンディング2
エンディング1の条件に合致しないかつ、カイチョウが犯人投票で最多得票となった場合
エンディング - 1人のぼく
日が沈む頃、警察が孤島にやってきた。
事件の調査を行なった警察が出した答えは、みんなで導き出した「ヒメを殺害した犯人はカイチョウである」と同じだった。
静かに警察の誘導に従うカイチョウ。
それを見て泣き崩れるクロセ。
静かに見守るウシロカワダ。
そして、女神様を救うことができなかったシメジが、その場で茫然自失となり、立ち尽くしていた。
孤島から帰ってきたカイチョウを除く3人は、警察からそれぞれ事情聴取を受け、日常に戻っていった。
しかしもうあの楽しかった日常はそこにはない。
クロセは実家が所有する孤島で殺人事件が発生したため、その対応で忙しくなり、サークルを辞め、大学を休学した。
ウシロカワダもサークルを辞め、探偵サークルに戻っていった。
残されたシメジは、1人サークルに残ったが、彼にもう小説を書く気力は残っていなかった。
1人部室で、永遠に帰ってこない女神様を待っていた。
エンディング3
エンディング1の条件に合致しないかつ、カイチョウ以外が犯人投票で最多得票となった場合(同得票数含む)
エンディング - 女神様はどこ?
日が沈む頃、警察が孤島にやってきた。
事件の調査を行なった警察が出した答えは、「サークルメンバー以外による殺人」だった。
どうやら孤島の裏側から、最近使ったであろう一隻の小型船が見つかったようだ。
静かに警察の現場検証を見守るカイチョウとクロセ、ウシロカワダ。
そして、女神様を救うことができなかったシメジが、その場で茫然自失となり、立ち尽くしていた。
孤島から帰ってきた4人は、警察からそれぞれ事情聴取を受け、日常に戻っていった。
4人は「六角館の殺人」を何とか完成させ、無事コミックマーケットにて頒布することができた。
しかし、その後新作は完成させることができなかった。
シメジにはもう、小説を書く気力が残っていなかったのだ。
創作をしなくなったサークルでは、次第に創作の話題自体がタブーとなっていった。
そしてやがて創作サークルではなく、アニメ・ゲーム研究サークルとなり、事件から10年たった現在でも活動しているようだ。
最近ある噂が学内では流れている。
夜中にアニメ・ゲーム研究サークルの部室の近くを通ると、微かに男性のうめき声が聞こえてくるそうだ。
「女神様…女神様…ぼくの女神様はどこ…?」と。
解説/真相
以下にて解説と真相を説明します。